夢助 価格: 3,100円 レビュー評価:5.0 レビュー数:26  久々に聴くと、改めて清志郎が究極のソウルシンガーだったことに気付かされる。
 スティーブ・クロッパーらが織りなす重厚なサウンドにも圧倒されるが、
 往年のオーティスの様に深く激しく、そしてまだ人生が始まったばかりの少年のような清々しさ・・・・。
 
 病に侵されつつも(病と向き合っていたからこそか)、
 彼にしか辿り着けなかった「極み」を共有させてくれるこのアルバムは、
 間違いなく泣ける。静かに、そして爽やかに。   | 
Screaming Revue [DVD] 価格: 2,940円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4  (まえおき。その昔RCを少し聴いて、タイマーズ以降は忌野清志朗さんをよく見ていなかった、中途半端なファンの私ですが書かせてもらっちゃいました。)
 
 すごくすごく、ステキだったのは「サラリーマン」と「スローバラード」あと「まぼろし」・・・なんか、ココロを揺さぶられるような歌声で、一度でも清志朗さんの歌をいいな?と思った人ならば、この演奏を見たら男女問わず本気でホレてしまうんじゃないか!?などと思ってしまった。(私は惚れちゃいました?!・・こうやってみんなの心の中に生き続けてほしい。)
 
 歌声はもちろんのこと、ギターをかき鳴らすキレイな指や、ブルー   | 
カタクリ家の幸福 [DVD] 価格: 4,935円 レビュー評価:4.0 レビュー数:9    脱サラして念願のペンション経営に乗り出したカタクリ家の主人とその家族。しかし、そこに泊まる客はなぜかみんな死を迎えてしまい、悪評が立つのを恐れた家族は、遺体を土に埋めては隠し続けていく…。     そもそもは韓国映画『クワイエット・ファミリー』のリメイクなのだが、こちらの監督は三池崇史だからして無事にすむはずもなく、案の定、今回彼が選んだ手法はなんとミュージカル!? 父(沢田研二)、母(松坂慶子)、長女(西田尚美)、長男(武田真治)、そして祖父(丹波哲郎)、さらには忌野清志郎など異色ゲストも交えて、みんなが歌い、踊るのだ。楽曲はどことなく一昔前の歌謡曲風なのも楽しく、より一層キテレ   | 
HAPPY HEADS [DVD] 価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2  人生の山を1つ超えたぞっていう清志郎さんがいるようです。
 
 スカッとした伸びのある音(マイルスの後期の演奏を思い出す) 
 ふっきれた声
 
 聴いてるうちに、なぜか、大人の平凡な日常や緊張感が浮かんで見えてくる。
 「河を渡った」
 「ちょっとまってくれ」が私は大好きです。
 妙に未練たらしかったり、決意して、冷淡に立ち去って仕方無いと思ったり
 よくある、あんまりカッコよくないことも、なぜだかカッコよくなってる面白さもある。
 
 自分のあり方に納得して堂々としてるって、
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忌野旅日記 (新潮文庫) 価格: 500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4  好みがあるかとは思うけど、気楽に読めるし、彼独特の雰囲気が感じられていいっす。   | 
ギター弾き語り 忌野清志郎 ギターソングブック 価格: 2,520円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2  日本のロック史上で革命的な素晴らしい楽曲達としてだけでなく
 偉大なる詩人による最高の詩集としても十分堪能できる。
 70曲がほどよく選曲されておりあらためて作品を振り返る為の
 1冊としても最適です。   | 
清志郎 価格: 3,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2  写真集で涙が出たのは、これが初めてです。岡部さんの「想い」がこの写真集には詰まってます。そして清志郎の「想い」も詰まっています。   | 
日本の人 価格: 2,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5  RCサクセションというバンド、そして忌野清志郎という人は、ある一定の世代にとってはひとつのアイコンのようなもので、たとえ好きでも嫌いでも、その名をきいただけで胸の中を“なにか”がよぎる、そんな存在だったと思う。
 永遠なんてない。そんなことわかってる。だけど、あの頃の楽しかった思い出が、まとめて遠くへ行ってしまうようで、なんともいえない寂寥感、喪失感を感じてしまっている。
 そんな今、清志郎さんを送るにあたって、何か1つCDを、と思った時、編集盤はどれも決め手に欠け、今後もっとちゃんとしたのが出るだろうと考えたし、『シングル・マン』は名盤だけど今聴くのはつらすぎる。ならば   | 
KING 価格:  3,374円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:15    本人いわく、「中学時代に友人の兄から借りたオープンリールテープに曲をたくさん録音していた原点に限りなく近い」という。Mac 自宅導入による録音で、ソロ名義では約4年ぶりとなるこのアルバムの聴き所はなには置いても、まず音だ。70年代のストーンズのようなファットでガツンとくる音像。彼ならではの胸の真ん中を突くラヴソングを中心に、混乱し危機に瀕する世界への思いも並列して歌っている。     誰よりアメリカ文化で育った彼のような世代が、愛憎半ばしながらアメリカについて歌うことには、告発というよりもリアリティを感じてしまう人は少なくないんじゃないだろうか。誰よりロックバカ、誰より子どもたちのこ   |